2020年10月29日木曜日

Lemon grass

 

母が一人で営む農園「春待ちのうえん」の新作はレモングラス。

今回も版画と手描き文字でパッケージ製作をしました。 

タカノツメ、ローリエに続く新作。




紅茶やタイカレーなんかに入れるとふわっと爽やかな柑橘の香りがして癒しの効果も抜群。

アロマテラピーや虫除けスプレーの香りなんかにも使われていますよね。

抗菌や殺菌の効果もあり、胃の働きを助けて消化を促したり、なんと脂肪分解を促す効果もあるとか。


紅茶はあまり飲む機会がないのですが、レモングラス入りの紅茶は気分もよくなるので

この季節になるとよく飲みます。ハーブティーとしても飲んでいただけます。

 

春待ちのうえんは多くの野菜やハーブ、お花、果物を作っているのですが

大きな畑を母一人で管理しているため、少ししか出荷していません。

ですが今回のレモングラスは収量がありそうな予感だそうです。笑


春待ちのうえんのレモングラスは綾部市は特産館、彩菜館にもうすぐ並ぶかと思いますので

御見かけの際は是非ともゲットしていただきたいです。

2020年10月28日水曜日

No title

 

 

店を選ぶ時、服を選ぶ時、ずっと行きたいと思える美容院を選ぶ時、

私にとって全ての基準は「人」です。


どんなに美味しくても、どんなにセンスが良くても、どんなにお洒落な服を置いていても

愛想のない接客だったらそれ以後行こうと思わない。

ダサ目だけど、いつも笑顔で接客してくれて気持ち良い時間を過ごせる愛の溢れる店には

いつでも行きたいなと思います。

そしてそんな空間を作っているのは、紛れもなく「人」です。

 

仕事も同じだなと思います。

星の数程いるデザイナーやイラストレーターから私のことを選んで下さりご依頼してくださる。

物凄い確率です。

紹介もありますが、絵やデザインを気にいってくださってからお仕事が始まることが多くて

データを送る時や納品の際には、暖かいお言葉をいただきそれを励みに今日までやってこれたと

思っています。

 

求人の仕事の時もずっと思っていましたが、やはり「思いやり」が何より大事です。

お客様のためはもちろんですが、仕事を振る周りのメンバーや相手にもそれがないと

続いていきません。

言われてからするのではなく、常にお客様が思う先を読んで、決して

”まだかな”と待たせることなくこれからも仕事をしていきたいなと思っております。

待たせることは良くないし、雑な仕事や思いやりのない返答はすぐ伝わる。

 

ここ数ヶ月というか、この一年より強く思っていたことなのでちょっと書いてみました。

これから先も、良い巡り合わせがあることを信じて、思いやりと感謝の心を忘れずに

日々精進致します。 


haraki tomomi illustration

2020年10月27日火曜日

e+kitchen name card

 

京丹後に在ります、私の大好きな「キコリ谷テラス」で出会った

天然酵母でパンを作り、パン教室や時々パンの出店をされているe+kitchen悦代さんからのオーダーで

個人名刺作らせていただきました。

 

 

悦代さんのリクエストで、すっきりとシンプルに。

小麦はイラストにするととても可愛くて、ぱっと目を引くので表面に配置、裏面には悦代さんが作る

とっても美味しいそうなパンの中から描いてみたかったものを選んで、イラスト化してみました。 

 


いつもキコリ谷テラス収穫祭で、e+kitchenさんは大人気&長蛇の列で

買おうと思っても売り切れており、未だ一回くらいしか食べれておりません..涙。

次回は列に並んで、悦代さんの作られる美味しいパンを是非ゲットしたいです!

 

気さくで、お洒落でキュートな悦代さん。

そんな素敵な方からのオーダーしていただき、大変嬉しく思います。

キコリ谷テラスの佐代子さんは、いつも誰かと繋げてくださりそこからご縁が産まれています。

佐代子さん、大場さんにも心から感謝を伝えたいです。ありがとうございます。

やっぱり京丹後最高と思った悦代さんとの出会い。

ご依頼本当にありがとうございました。

2020年10月26日月曜日

more more more!

 

先日ご紹介したEspanaカレンダーですが

多くのリクエストをいただき、増刷することが決定致しました! 

 

 

自分の描きたい絵を描いて、好きなものを詰め込んだ作品であるカレンダーを

気に入ってくださる方がいてくださること、とても嬉しく思っております。

本当にありがとうございます。

 

一週間後くらいに仕上がってきます。

今回は、京丹後「キコリ谷テラス」さんに引き続き

綾部市中上林に在ります、心からリスペクトしているお店「夢のなかの家事」さんにも

置かせていただけることが決まりました!大好きなお店なのでとても嬉しいです。


ご予約などいつでも受け付けておりますので

harakitomomi.1112@gmail.comまで、お気軽にご連絡くださいませ。

 

思い切っての増刷なので、ちょっとドキドキしておりますが

機会があればマルシェなどにも出てみようかなと思っておりますので

何か決まり次第、またこちらでもお知らせさせていただきます。 

 

2021年の新しいスタートに、是非飾っていただきたいです!

 

【Espanaハンガーカレンダー】

 ◆A3サイズ カラー13枚 (リングカラーはゴールドになります)

 ◆¥1,700-(税込) ※配送料:定形外にて¥600

 ◆お支払いは振込となっております。



2020年10月11日日曜日

no title

 

レコードもCDもどちらもゲットしてしまう程、大好きなアルバム。

どの曲も好きだけれど、やっぱり哀愁漂うCrhonixxのEternal Lightが好き。 


2020年10月10日土曜日

knitter aijina

 

ニッター(編み物作家)の亜衣ちゃんより、名刺に引き続き、aijina名義のカードを

オーダーしていただきました。



 

ラトビアにパワーを貰いながら産み出される彼女の作品は、個性的なカラーリングと

繊細な技術が織り成す素晴らしいものです。

見ているだけでもとても根気と集中力のいる作業。

ゼロから1を形成するのはとても難しいことだなと日々思うのですが

毛玉からあんなにカラフルで楽しいミトンやセーター作れるって本当に凄いなと思います。

まじでリスペクト、です。


今回も亜衣ちゃんのリクエストで、ラトビアの民族衣装からヒントを得て、名刺より更にビビッドな

カラーを使った色鉛筆の帯で、ラトビアの雰囲気を出しました。

 

11月11日からは私の地元である川西阪急でのポップアップ(とても嬉しい!)、

更に12月は梅田阪急と精力的に活動されていて、いつも刺激とパワーといただいています。

ラトビア愛から中々馴染みのないラトビア語も勉強していたりと、その行動力にも脱帽。

 

彼女のインスタグラム@ai_suzuki_toも是非チェックしてみてください!

いつかラトビアのミトンが欲しいな。亜衣ちゃん本当にありがとう。


aijina original card



2020年10月6日火曜日

Respect

 

只今、阪急百貨店うめだ本店のショーウィンドウの一角に

私の大好きな、そしてとてもお世話になった家具作家、西良顕行さんの作品が展示されています。



有機的な流木や木の枝が家具とマッチして、迫力があるのに流れるようなイメージもあって

その佇まいがとても美しい作品です。大きな空間でも存在感が凄かった。

 

何より、私が西良さんの作品を毎日のように見ていた時から10年近くは経っているはずなのに

その作風が変わっていないことに驚き、何よりそこがめちゃくちゃ格好良いなと思いました。

"ブレないスタイルで作り続けておられる"こと、

良い意味で"変わっていない"こと、に感激しました。

改めて10年後私もこうありたいなと思った次第です。

 


数年前まで私の地元である、川西市に在った「gallery&cafe HANARE」で大変お世話になった

西良さん。

社会人一年目にして辞職し、これからどうしようと途方に暮れていた時に

その空間や家具、男子感ムンムンの雰囲気が大好きでお客さんとして通っていたHANAREで

たまたま欠員が出たため働かせていただけることになり、就職しないとな..と思いながらも

結局2年ほどお世話になった思い出深いアルバイト先です。(もう10年以上も前の話です)

 

 

当時まだ、カフェというものが今程ない時代だったのですが

”こんなにも洒落た空間が地元にあるのか”という

初めてHANAREを訪れた時の衝撃は今でも忘れられません。

 

ひよっこの私には刺激しかなくて、物凄いやり手の大人が沢山関わっているんだろうな〜と

思っていましたが、改装自体はほぼ西良さんが一人でやられていて、困った時は大工さんを呼んで..

みたいな話を聴いた時には、もう、驚きというか超人やなと思っていました。笑

めちゃくちゃ立派な古民家だったので、天井の梁なんて見たことないくら太く

勤務中、どうやって改装したんやろ....とあまりにも素晴らしい空間を

カフェのテーブルを拭きながら想像していました。

 

そう言えば、HANAREのスピーカーの音が相当良くて

店内に響き渡るジャズやブルース、アンビエントな音楽を聴きながら働かせてもらって

(時々、夜にライブも開催しておられました。)

今思えばどんだけ贅沢なバイトだったんだろ..とその時は気付いていなかったのですが

今の年齢になると当時の自分を羨ましく思ってしまいます。

 

HANAREに出入りする方は面白い方が多くて、建築関係の方やデザイナー、造園家、

植物ハンターなど、聴いた事のないような職業の方もいて

ここでの出会いは一番刺激的で面白く、新鮮でした。

今迄自分が鼻息荒くやってきた学生あがりのアートというか作品が、陳腐に見えて

自信を無くしていった喪失期でもあります。

 

そんなHANAREの厨房の裏にある工房で

一人黙々と家具製作をする職人としての西良さんの姿が印象的で

その製作現場に興味しかなかった私が質問しても、多くを語らないところがとても素敵でした。

 

”好きなことをして生きる”

 

というシンプルなライフスタイルを背中で見せてくれたのが西良さんでした。

この頃から、私も好きなことをして生きたいなと思う様になりましたし

私自身が今日に至迄、山あり谷ありぐにゃぐにゃしながらも

なんとかデザインや絵を描くことを続けてこれているのは

好きなことをして生きるということを体現していた西良さんから学んだことです。

 

西良さんは現在「studio wedge」という屋号で、オーダー家具製作や作家活動されていて

gallery&cafe HANAREはcafeはもうないのですが

HANAREのスペースで家具の展示などもされていらっしゃいます。

家具に関して全くといって良い程知識がないのですが

魂が籠っていてずっしりとした安定感と迫力があり、力強く渋いデザイン。

他の家具を見てもあまりピンとこないのですが、西良さんのお人柄はもちろん、

家具を作る「手」を見たことがあるから

その手から産みだされた家具がとても格好良く、美しく、生きてる様に見えます。

今一番欲しいものは西良さんの家具たち。

 

バイトさせていただいた時から10年の時を経て、やっと私もちょこちょこですが

大変有り難いことに好きなことをしてお金をいただくことができるようになってきたので

そのお金で西良さんの家具をオーダーしたいなと思っています。

ゲットしたらまた書きます。

 

うめだ阪急本店での展示は11月9日までだそうです。

通られる方は是非立ち止まってみてください。

 

今日は長くなってしまいました..

ヘタクソな文章ですが、最後まで拝読いただきありがとうございました。 

そして、西良さん、素晴らしい作品を見せてくださり、ありがとうございました。

2020年10月5日月曜日

Calendario de España illustration 3

 


【9月 / Septembre】

 

スペインと言えば、素足でサラッと履ける”エスパドリーユ”と呼ばれるサンダルが有名。

南部に位置するミハスは暑いので、エスパドリーユのお店がいくつもあります。

このお店は、エントランスのディスプレイが白い壁とマッチして可愛いし、置いているものも

センスが良くて思わず中に入りたくなるような雰囲気が漂います。

ちゃっかりサンダルをゲットしてその日のうちに履いていた気がします。笑 


まだまだ暑く、残暑厳しいこの季節、地中海と掛けてターコイズブルーに。


 

【10月 / Octubre】

バルセロナ、サンジョセップ市場で通りかかった乾物、ナッツやさん。

胡桃は殻付きのままネットに入れて天井から吊るされているところにユーモアがあります。

ナッツはほとんどが量り売り。見たことのないナッツも沢山ありました。

 

細かい描写が一番大変だったイラストです。

やっと秋らしくなってくる10月は、ほっこりしたオレンジ。


 【11月 / Noviembre】 
バルセロナに行く際には必ず立ち寄るドーナツやさん、「chok Barcelona」。
たまたま見つけて入ったのですが、なんとも斬新なドーナツのディスプレイに驚きながらも
その発想に感激したのを覚えています。
 
ベリー系のピンクやピスタチオカラーの黄緑、キャラメルやナッツのベージュにチョコのブラウン。
カラフルで楽しいドーナツと、楽しいベイクが店内を彩り、その分店員さんのユニフォームは
モノトーンに抑えてシンプルにしているところもセンスが良くて素敵でした。

一番好きなのはヘーゼルナッツ風味のソースにナッツトッピングされたドーナツ。
美味しい珈琲と供に店内でいただけます。

昔からドーナツはとても好きで、一番ロマンのあるお菓子と思っているので
何か飲食店をするならば、いつもは優柔普段ですが、ここは悩まずにドーナツやさんやなと思います。
 
バルセロナの中心地からちょっと外れたところにある路面店。
今直ぐ飛んでいきたいくらい好きなお店です。
 ちょっぴり寒くなるこの季節、ドーナツのディテールもわかる様に洒落たイメージのあるネイビー。
 
 

 

【12月 / Decembre】

バルセロナはサンジョセップ市場で一番斬新なディスプレイだったお店が、こちらの卵やさん。

棚にたくさんの藁を敷き詰めて立体的に構成し、そこに卵をガンガン重ねて販売するという

なんとも新しい粋なデザイン。

ポップや置物のモチーフをにわとりに統一しているところもとても可愛かったです。

普段なんとも思わないグレーのボウル紙でできた卵パックも、後ろに沢山積んであると絵になっていて

センス良く配置された植物との相性もばっちりで感激しました。

卵自体が白いので、沢山有るとより白く見えて店内も明るいイメージになっているのがよかった。

 

2021年の終わりは締まりの良いブラウン。

 


どのお店も本当に素敵なので、コロナで無くなって ないことを祈りながら描きました。

思っている以上に遠く離れた国、スペイン。私にとっての理想郷。

友人が、日本から遠ければ遠い国ほど魅力的で感激することが多いと言っていたのを思い出しました。

一日も早く再訪できる世の中になって欲しいなと思います。

 

以上で Calendario de Españaの全ての月の紹介は終了です!

限定50部で、もう在庫はちょっとです。

気に入ってくださる方がおられましたら、お気軽にご連絡をお待ちしております。

2020年10月4日日曜日

Calendario de España illustration 2

 

 
【5月 / Mayo】

ローマ時代に起源を持つ、歴史が色濃い街「グラナダ」。

初めて訪れた際は、マドリッドからバスで6時間ほど南下して辿り着いたのですが

マドリッドのアーバンな感じとは打って変わって、800年に渡りイスラム教徒に

支配されていたこともあり、今もアラブのエキゾチックな残り香が漂う独特の雰囲気でした。


そんな街をふらふら歩いている時に目に入った八百屋さん。

野菜と果物が大胆且つ雑多に陳列されているのに、なんだか妙にバランスがとれていて

おばさんの背後にある年期の入った機械や秤までがアートに見えて面白かったので描いてみました。

観光スポット「アルハンブラ宮殿」はもちろん素晴らしいのですが、入り組んだ街に

ぽつんとある個人商店も興味深く面白いお店が多いので時間を取って訪れるのがオススメ。

 

気難しそうな店主がいる、洒落たビンテージやレコードを扱う小さなお店で

ろくに視聴もせず主人へのお土産に7inchのレコードをほぼジャケ買いで5枚買って帰ったのですが

その中に探していたレコードがあったらしく、思っていた倍以上に喜ばれたのも

グラナダでの思い出エピソードです。


良い気候の続く大好きな5月は爽やかなグリーンイエロー。


 

【6月 / Junio】

マドリッドで一番有名なメルカド、Mercado de San Miguel(サンミゲル市場)。

その中にある海鮮を使った加工品やアンチョビ・オリーブ・青唐辛子を櫛にさしていただく

フィンガーフードなどを販売しているお店で、店員さんのファッションがお店の雰囲気と見事にマッチしており、背景の真っ白なアメリカンタイルと併せてとても素敵でした。

このお店はもちろん、サンミゲル市場はスイーツも豊富で、なんでも一つから購入して

その場でササッと食べられてかなり楽しめます。

 

マドリッドではいつもばたばたして、なぜかゆっくり時間がとれないのですが 

アトーチャ駅やレティーロ公園、ソフィア王妃芸術センター、プラド美術館などガイドブックに掲載されているところがどこも素晴らしくて、中々ディープな街散策まではできていないので

次回行く時はもっと時間がかけてゆっくり周りたいなと思います。

マドリッドで一番感動したのはやっぱり「ゲルニカ」。


最近梅雨シーズンが一ヶ月遅れている印象がありますが

6月のイメージに併せて、カラーは大好きなパープル。


 

【7月 / Julio】

白い村で有名なミハスで見つけたこちらのお店はオーガニックのチョコレート&ジェラートやさん。

チョコレートジェラートはパリパリの薄い板チョコ付きで、自然な甘みで美味しかったなという記憶と

店員のお二人が完全にラテンノリでアゲアゲだった記憶が色濃いです。笑

 

隣の空間で販売されているチョコレートは、沢山種類がありパッケージもビビッドカラーで可愛くて

お土産に沢山購入。ジェラートもチョコレートもとても美味しかったけれど

”また来たい”と思えるお店は、国内でも国外でも、やはり”人”なのだろうなと思いました。 


白い村関連で、ミハスはもちろん素敵な街なのですが、近郊のネルハ、フリヒリアナも

大好きな街で、ネルハには地中海を見渡せるバルコニーなんかもあって

そこから見える地平線が本当に美しく素晴らしいです。

フリヒリアナはネルハからバスで20分程。絵葉書のような景色と街並が広がります。

外国の海は少ししか知らないのですが、ターコイズブルーの地中海は本当に美しい。

 

ハッピーな店員さんをイメージして、カラーは元気なショッキングピンク。

 

 

【8月 / Agosto】

バルセロナで最もボピュラーなメルカド、サンジョセップ市場。

地元の方というより、もはや観光客のみでごった返している印象のあるメルカドですが

目がチカチカする様なカラーとパワフルなお店が多く、入った瞬間から活気を感じます。

そんな市場の奥の方にあった、新鮮な果物を使用したフレッシュジュースやさん。


赤や黄色、ピンクに緑と発色の良いカラーのフレッシュジュースを

氷をびっしり敷き詰めた籠いっぱいに陳列していて、店員のおばさんも含めてとてもユーモアのある

面白いお店でした。日本では発注があってから作るお店が多いように思いますが

ここは作られたものを並べるスタイル。一日で売り切れているのか?とちょっと心配になりました。笑

天井から吊るしてある果物も斬新で、日本にはない構図が面白いですし、見ているだけで楽しくなるようなお店でした。 


思い出しながら綴ると、めちゃくちゃ行きたくなります。

次回は9〜12月をご紹介します!

2020年10月1日木曜日

Calendario de España illustration 1

 

昨日に引き続き、本日からEspañaカレンダーのイラストと

それぞれのお店やエピソードをご紹介したいと思います。

 

 
【1月 / Enero】
マドリッドの中心部にある生ハムやさん。
お店の名前は忘れてしまったのですが、このイラストはお店の入り口付近で
実はとっても広いレストラン。
店内では、生ハムはもちろん美味しいバゲットや蛸の唐揚げといった
スペインと言えば!の地中海の恵みたっぷりのお料理もいただけます。
 
2021年の始まりということで、カラーはめでたい赤。
スペインの国旗やイメージカラーでもある赤は、始まりに相応しいなとも思いチョイスしてみました。

 

【2月 / Febrero】

こちらはバルセロナにある『BE CHOCOLATE』という

とっても洒落ているチョコレートをたっぷり使ったスイーツショップ。

ここのお店はイエロー×ブラックをテーマカラーに全てのデザインを統一していて

小さくこじんまりとしたお店でしたが、センスが良くてとても好きでした。

デザイン性は高いけど、ショッパーやテイクアウトの菓子帯などはリサイクル用紙にスタンプにして

環境にも配慮した素敵なお店でした。お菓子も美味しいし可愛いしオススメ。

カラーはやっぱりイエロー!


 

【3月 / Marzo】

バルセロナのサンジョセップ市場の近くにある洋服屋さん「Med winds」。

この日いらっしゃった金髪の猫っ毛ロングヘアをなびかせた店員さんがとにかく可愛くて

何よりもティアドロップ(眼鏡)の掛け方が完璧でした。

シンプルだけどちょっぴりガーリーなネイビーのワンピースに大きめのティアにウェッジソール。

これこそ私の目指しているティアのスタイルだと思い、帰国して速攻MARNIの眼鏡を買ったことは

思い出深いエピソードです。笑

バルセロナに行った記念や!と言い聞かせて、サーモンピンクのボタンの付いたレースシャツを購入。

今でもとても気に入って大事に着ています。 

カラーはお姉さんとお店のイメージに併せて淡いブルー。

 

 

 

【4月 / Abril】

こちらもバルセロナの中心街のわかりやすい場所にあります、

クラフト雑貨やデザイナーズプロダクトを扱うお店『origens』。

 

たまたま見つけて入ったのですが、店内よりもこの外観がとても素敵なんです。

植物を麻素材の鉢に入れて、ドアにセンス良くかかっており

全体イメージとしてグリーン×ベージュ×ブラックと、時折除くパープルのラベンダーも可愛かった。

店員さんがまさかのブラピに似ていて、母と騒ぎました。笑

珍しい照明だったり、こだわりたっぷりのバッグやポストカードなど...

店内は狭いのですがワクワクが詰まった空間でした。

私は皮のメモ帳を自分用に購入。こんなちょっとした買い物が外国は本当に楽しいですね。

カラーは店員さんのクールなイメージとお店のロゴタイプから、深いグリーンブラック。

 

思い出すとめちゃくちゃ行きたくなりますね...

今日から10月に入り、東京のgo to travelもスタート。

ほぼ100%感染者が増加していくだろうと思われ、地方に住むものとしてはヒヤヒヤしておりますが

スペインはもうとっくに第二派が来ており、特に首都マドリッドは酷いようです。

制限なく海外に行けて、スペインの眩しい太陽を感じられる日はいつになるんでしょう..

 

明日以降、また5月からご紹介したいと思います!