2020年10月5日月曜日

Calendario de España illustration 3

 


【9月 / Septembre】

 

スペインと言えば、素足でサラッと履ける”エスパドリーユ”と呼ばれるサンダルが有名。

南部に位置するミハスは暑いので、エスパドリーユのお店がいくつもあります。

このお店は、エントランスのディスプレイが白い壁とマッチして可愛いし、置いているものも

センスが良くて思わず中に入りたくなるような雰囲気が漂います。

ちゃっかりサンダルをゲットしてその日のうちに履いていた気がします。笑 


まだまだ暑く、残暑厳しいこの季節、地中海と掛けてターコイズブルーに。


 

【10月 / Octubre】

バルセロナ、サンジョセップ市場で通りかかった乾物、ナッツやさん。

胡桃は殻付きのままネットに入れて天井から吊るされているところにユーモアがあります。

ナッツはほとんどが量り売り。見たことのないナッツも沢山ありました。

 

細かい描写が一番大変だったイラストです。

やっと秋らしくなってくる10月は、ほっこりしたオレンジ。


 【11月 / Noviembre】 
バルセロナに行く際には必ず立ち寄るドーナツやさん、「chok Barcelona」。
たまたま見つけて入ったのですが、なんとも斬新なドーナツのディスプレイに驚きながらも
その発想に感激したのを覚えています。
 
ベリー系のピンクやピスタチオカラーの黄緑、キャラメルやナッツのベージュにチョコのブラウン。
カラフルで楽しいドーナツと、楽しいベイクが店内を彩り、その分店員さんのユニフォームは
モノトーンに抑えてシンプルにしているところもセンスが良くて素敵でした。

一番好きなのはヘーゼルナッツ風味のソースにナッツトッピングされたドーナツ。
美味しい珈琲と供に店内でいただけます。

昔からドーナツはとても好きで、一番ロマンのあるお菓子と思っているので
何か飲食店をするならば、いつもは優柔普段ですが、ここは悩まずにドーナツやさんやなと思います。
 
バルセロナの中心地からちょっと外れたところにある路面店。
今直ぐ飛んでいきたいくらい好きなお店です。
 ちょっぴり寒くなるこの季節、ドーナツのディテールもわかる様に洒落たイメージのあるネイビー。
 
 

 

【12月 / Decembre】

バルセロナはサンジョセップ市場で一番斬新なディスプレイだったお店が、こちらの卵やさん。

棚にたくさんの藁を敷き詰めて立体的に構成し、そこに卵をガンガン重ねて販売するという

なんとも新しい粋なデザイン。

ポップや置物のモチーフをにわとりに統一しているところもとても可愛かったです。

普段なんとも思わないグレーのボウル紙でできた卵パックも、後ろに沢山積んであると絵になっていて

センス良く配置された植物との相性もばっちりで感激しました。

卵自体が白いので、沢山有るとより白く見えて店内も明るいイメージになっているのがよかった。

 

2021年の終わりは締まりの良いブラウン。

 


どのお店も本当に素敵なので、コロナで無くなって ないことを祈りながら描きました。

思っている以上に遠く離れた国、スペイン。私にとっての理想郷。

友人が、日本から遠ければ遠い国ほど魅力的で感激することが多いと言っていたのを思い出しました。

一日も早く再訪できる世の中になって欲しいなと思います。

 

以上で Calendario de Españaの全ての月の紹介は終了です!

限定50部で、もう在庫はちょっとです。

気に入ってくださる方がおられましたら、お気軽にご連絡をお待ちしております。

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